~ 在日留学生の介護業界、介護の職場理解の支援


1.主旨:

日本語学校と専修学校の在日留学生向けに、日本の介護教育と介護産業への興味を引き出すための介護施設見学とインターンシップを実施します。留学生が介護に関わる仕事の意義と専門性への理解を深めることで、円滑に専修学校の入学、卒業、就労につながることが期待されます。

 

2.解決する課題:

1)日本語学校在学中の留学生は、日本の介護などの仕事に接触するチャンスが少なく、その魅力を感じられない現象が存在しています。今までの留学生の介護福祉施設見学イベントの経験では、施設見学は、介護福祉へ興味を持つきっかけとなり、留学生の専門学校への進学と業界への就職希望度も高まりました。

 

2)公益社団法人日本介護福祉士養成施設協会の調査では、専修学校など介護福祉士養成施設に通う外国人留学生の3割が学校を辞めたいと思ったことがあるという結果が出ています。勉強についていけないことと介護という職種に対する不安という理由が多いことから、留学生に介護福祉の仕事を現状以上に理解してもらう場を作る必要があります。

 

3.事業内容:

1)在日留学生向けに、介護医療施設見学会、インターンシップ、ヘルスケア業界で働く外国人OBOGとの

交流会を実施します。

 

2)イベントをプラットフォームコンテンツとして、理解促進と普及を狙います。

 

3)在日外国人介護人材のSNSコミュニケーションを構築します。

4.スケジュール:

• 2020年11月以降:日本語学校専修学校学生、在日外国人向け幅広く開催情報を配信

• 2020年12月    :外国人OBOGオンライン交流会開催

• 2021年1月以降 :介護医療施設見学会、介護施設経営者座談会、開催

• 2021年2月以降 :介護医療施設インターンシップ 開催