プラットフォームに入る


~ 中国の学生・教育機関に向けて、

日本の介護事情や専修学校の情報を直接伝える中国語オンラインプラットフォームの構築

1.主旨:

オンライン発信プラットフォームサイトを構築し、日本の専修学校の紹介動画などで学校を宣伝します。

動画プロモーションを強化して、日本の専修学校におけるヘルスケア教育の魅力を海外に発信します。

 

また、入学前、在学中の留学生や、介護施設への就労者向けに、日本の専修学校の介護教育に関するコンテンツと介護の職場のコンテンツ動画を配信します。プラットフォームを通じて、より多くの外国人留学生に情報を提供し、日本の専修学校の教育と日本での就労に興味を持ってもらうようにします。

 

加えて、専門学校とその教育課程を、中国の学校の授業の一部として、また学生の日本留学、就労の準備教育として活用して頂きます。更には、専門学校と中国の学校の個別提携を支援し、オンライン授業等の形式で日本の介護教育を中国の教育機関や学生に周知します。

 

2.解決する課題:

1)外国の学生は、在日の留学生も含めて、日本の介護・リハビリ福祉の教育や仕事への理解が足りません。今後、より多くの外国人留学生が日本のヘルスケアに魅力を感じてもらい、関心度を高めるためには、動画等のコンテンツ配信が必要とされます。

 

2)専修学校の外国人留学生の募集は、日本語学校との提携、現地へ出向いての宣伝、仲介エージェントを頼った募集等が主流でした。これからは、オンラインマーケティングを駆使し、SNSで動画プロモーションを強化する事で、日本への留学を目指す若者に対してより有効に訴求することができます。

 

3)残念ながら、介護を専攻する留学生の退学がよくみられます。この一因は、仕事の意味と職場への理解の不足ではないかと推定されます。また、日本の介護についてのオンライン教育や、海外の留学希望者に対しての情報発信も少ないことも理解不足の一因です。今後オンライン教育を活用して、より多くの留学希望者に、介護福祉の現場の状況や介護福祉士の仕事の魅力を伝えることで、留学後の学生の定着向上につなげます。

 

3.事業内容:

     1)プラットフォームの構築

   中国国内で視聴可能な教育プラットフォームを導入し、中国語で発信。

 

・今年度作成を計画しているコンテンツ:

① 専修学校紹介シリーズ(学校や授業の様子、学生インタビュー (ライブ説明会)

② 外国人材受入れの企業紹介シリーズ(企業紹介、施設見学、職員インタービュー)

③ 日本の介護の教育課程シリーズ

(各学校の授業を掲載します。 発展すれば有料授業の提供等も検討が可能 )

④  在日留学生・就労者OBOGのインタービュー(日本留学経験談、就職経験談、等)

⑤  外国人留学生向け介護業界の日本での就職制度(各種在留資格、ビザ申請等)

 

・今後、検討するコンテンツ:

⑥ 日本語学校在学生向け:専修学校進学準備有料講座

⑦ 専修学校在学生向け:看護師や介護福祉士国家試験有料講座

⑧ 就職指導講座:就職指導、就職日本語、ビジネスマナー、業界理解、職場理解等

⑨ 特定技能試験講座

 

4.スケジュール:

• 2020年10月以降 :プラットフォームコンテンツ作成(動画作成、ライブ説明会実施)

• 2020年11月以降 :2020年12月:中国での講演宣伝、学校提携推進

日本の日本語学校、専修学校の留学生向け宣伝