2022-03-31
日本人はお風呂(ふろ)に入る習慣があります。日本人にとって入浴は、単に体を清潔にするだけでなく、心身をリラックスさせる時間でもあります。また、入浴には関節(かんせつ)の痛みを和(やわ)らげるや血液循環(けつえきじゅんかん)を促進(そくしん)するメリットもあります。
高齢者が安心、安全に入浴できるための入浴介助(にゅうよくかいじょ)が必要不可欠なケアの一つです。
◆入浴介助の種類
一般浴(いっぱんよく):自分で歩ける人や、手すりなどをつかんで歩行できる人が浴場を利用する入浴方法
機械浴(きかいよく):機械を使うことで、利用者は座ったままや寝たまま入浴する方法
リフト浴:椅子タイプのリフトに座って入浴を行う方法
シャワー浴:浴槽に入らない、シャワーを浴びる方法
全身浴(ぜんしんよく):肩まで浸(つ)かる浴
半身浴(はんしんよく):みぞおちまで浸かる浴
部分浴(ぶぶんよく):体の一部のみを湯につける浴、「手浴(しゅよく)」や「足浴(そくよく)」があります
清拭(せいしき):入浴ができない場合に蒸(む)しタオル等で身体を拭くこと
◆入浴介助でよく使う言葉
言葉 | 例文 |
浴槽(よくそう) | ~に入る ~につかる |
湯船(ゆぶね) | ~から出る ~から上がる |
~が深い | |
かける | (体/体の部分)にお湯を~ |
浴(あ)びる | シャワーを~ 日光を~ |
拭(ふ)く | (体/体の部分)を~ |
清潔(せいけつ) | ~にする ~を保(たも)つ ~感(かん) |
湯加減(ゆかげん) | ~をみる |
垢(あか) | ~がつく ~がたまる ~を落(お)とす 耳~ |